在宅医療
- 核家族化と言われて久しい現代の日本において、人生の最期を家族とともに自宅で迎えるということは、ある意味、とても贅沢なことです。
- ご家族に患者さんをご自宅で看取りたいというお気持ちがおありになっても、仕事のことや、色々な事情から、病院に最期を託さざるをえないというのが実情です。これもある意味、やむを得ないことだと思います。
ご家族にそのような介護をすることが可能な条件がすべて整っているのに病院に最期を任せるというのは、私は「もったいない」と思います。 - 患者さんはご家族に迷惑をかけたくない、という気持ちがあり、最期は病院でと希望される方がいらっしゃいます。
- しかし、患者さんを入院させた結果、ご家族が「あんなお母さんじゃなかった」とか、「性格が変わってしまった」とか言われ、「自宅で平穏な最期を迎えさせてあげればよかった」と後悔されるご家族がいらっしゃいます。
- 何人もの患者さんの最期を看取ってきた経験から言うと、結局、自宅に優る療養の場はないということだと思います。
- 患者さんを自宅で療養させ、ご家族も疲弊せず、患者さんを精一杯介護し、患者さんの最期の時を一緒に過ごすことができるように、多職種と緊密に連携しながら、24時間サポートいたします。