芥川龍之介という明治の文豪がいたんだって。
芥川は「鼻」という小説で、「人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。誰でも他人の不幸に同情しないものはない。ところが、その人が不幸をどうにかして切り抜けると、今度はこっちで物足りないような心もちがする。もう一度その人を、同じ不幸に陥れてみたいような気にさえなる。」と。
妻が重病のときは自分の仕事のことも忘れて看病していた夫が、妻が快方に向かうと、仕事や付き合いのことが重要だと思うようになる。
矛盾した二つの感情かあ・・・。
芥川龍之介という明治の文豪がいたんだって。
芥川は「鼻」という小説で、「人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。誰でも他人の不幸に同情しないものはない。ところが、その人が不幸をどうにかして切り抜けると、今度はこっちで物足りないような心もちがする。もう一度その人を、同じ不幸に陥れてみたいような気にさえなる。」と。
妻が重病のときは自分の仕事のことも忘れて看病していた夫が、妻が快方に向かうと、仕事や付き合いのことが重要だと思うようになる。
矛盾した二つの感情かあ・・・。