患者さんが健康で長生きしていただくために、全力投球している親爺ですが、死を予定されてしまった人に対して、どう対応しているのだろうか。

 

ほとんどの人は、いつか死と向き合わなければなりません。

 

事故で突然、無くなる場合以外、死を意識してから死を迎えるまでに時間があるものです。

 

穏やかに死を迎えることができる人は珍しいと言わざるを得ません。

 

そこで、医者は、死を迎える援助をどのようにするか。

 

患者さん自身には、苦痛がないように、不安がないように、最善の治療を提供する。

 

ご家族には、「お母さん、いい最期だったよね」と思っていただきたい、そんなターミナルケアが目標。

 

「自分の親と思って診療する、結局、これしかない」と、親爺がつぶやいていた・・・

家族に見守られて死んだ人のイラスト